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過食嘔吐での顔のむくみ解消法!コレを試してみて!

<監修医師  WASHIO>
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命を長らえるため、活動のエネルギー源として「食欲」がありますが、「食べたい思い」と「痩せたい思い」が複雑に絡んだ行為が過食嘔吐です。

過食嘔吐の方の特徴として、体はやせ細っているのにも関わらず、輪郭が丸く、えらが張っているということがあります。

 

今回は過食嘔吐による顔のむくみ解消法を中心に、その原因も併せてご紹介します。

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過食嘔吐で顔がむくむ原因

 

 

過食嘔吐で顔がむくむ原因とは何でしょう。

むくみという現象は体内の老廃物や水分が上手く体外に排出できず、皮下細胞内に溜まってしまうということを指します。

 

カリウム、マグネシウム、カルシウムなどの必須ミネラル分の不足や、塩分の摂りすぎなどが原因となっています。

 

ミネラルは体の浸透圧のバランスを調整しているのですが、嘔吐することによってバランスが崩れ、むくみを生じます。

 

特に過食嘔吐では多くの唾液が分泌されるので、唾液に多く含まれているカリウムというミネラルが不足します。

 

そして、ミネラルは体内で合成ができない物質なので外から摂取する必要があります。

慢性的な過食嘔吐を繰り返していると、ミネラルの調整に必須の腎機能の低下や、肝機能の低下もみられ、慢性的な顔のむくみが生じてしまいます。

 

しもぶくれになる原因

むくみはミネラル不足や体の浸透圧のバランスの崩壊が直接的な原因ですが、慢性的に過食嘔吐を繰り返していると顔の腫れ、特にあご付近の腫れが出てきます。

 

というのも、嘔吐する際には多くの唾液を分泌しますので、人よりも唾液腺が発達することによって腫れが起きてきます。

唾液腺は耳の下から顎のラインまでを覆う器官で、唾液腺が発達することによってしもぶくれのような輪郭になってしまいます。

 

慢性化するとコブのように隆起し、治りづらくなってしまいますので注意が必要です。

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過食嘔吐での顔のむくみ解消法

 

過食嘔吐では、顔のむくみと唾液腺の腫れによって輪郭がぼんやりします。

体は痩せているのにも関わらず、顔はぽっちゃり顔といわれる理由になりますね。

 

ではどうやったら顔のむくみが解消されるのか?ここではその解消法について解説していきます。

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過食嘔吐をやめる

過食をすることによって感じたストレスを発散し、嘔吐で胃の内容物を出すことで差し引きゼロにしようとしていませんか?

 

過食嘔吐を繰り返すことによって脳から快感を感じた時に出す「ドーパミン」と呼ばれる物質が出て、嘔吐=気持ちの良い行為と脳が勘違いしてしまいます。

 

慢性化すると嘔吐をするために過食するなどの悪循環になってしまうといわれています。

過食嘔吐に気付いたら、発症から3年以内に受診することで多くの方は改善するといわれています。

 

過食嘔吐は体に深刻なダメージを与える自傷行為です。自分だけの問題と捉えずに勇気を出して受診しましょう。

 

また、嘔吐を繰り返すことによって栄養状態は低下し、全身はむくみやすい状態になっています。

自分の体が痩せているということを理解し、鏡に映る自分と想像の自分のボディイメージを合致しましょう。

 

まずは少しずつ、嘔吐をする時間を他のことをする時間にすり替えましょう。

それだけでもむくみは軽減するはずです。

【関連記事】
過食嘔吐の治し方はコレ!病院での治療で克服しよう!

 

サプリメントでミネラル補給

唾液にミネラルが含まれているという話は先に述べましたが、実は胃液にもミネラルが多く含まれています。

 

嘔吐し、胃液を失うことによって必要な水分やミネラルが失われ、全身にむくみが生じます。

そしてこのミネラルは、体内で合成することができないので外から摂取する必要があります。

 

現在、様々なサプリメントが販売されていますね。

ミネラルはビタミンと一緒に服用するとより吸収率が高まりますので一緒に飲むようにしましょう。

 

サプリメントを飲んでいるのにも関わらず、むくみが解消されない方は服用から数時間で嘔吐をしていませんか?

 

サプリメントは体に負担がかからないようにゆっくりと時間をかけて吸収されるようになっていますので、飲んで短時間で嘔吐してしまうと効果はありません。

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深呼吸でリラックス

過食嘔吐の原因はストレスにあるといわれています。長時間ストレスにさらされることによって、過食嘔吐までの時間の短縮化が考えられます。

ストレスから逃れられればそれに越したことはありません。

 

しかし、ストレスの多い現代、なかなか捌け口を見つけられない方も多いでしょう。

 

そんな時には深呼吸をしましょう。

姿勢を正し、鼻から大きく息を吸い、口から息を吐きます。肺にある空気を全て出し切るようなイメージで行いましょう。

そして、胸に手を当て、「すべてが上手くいく」と心の中で念じます。

 

自己暗示の一種ですが、摂食障害の方の多くは自己否定感が強く、劣等感を抱いていることがあります。

自分を認め、受け入れることが今のあなたに最も必要なことです。

【関連記事】
ストレスが原因の病気一覧!心臓や脳にも悪影響を及ぼします!

 

マッサージや冷やすことは逆効果!?

過食嘔吐に対してリンパマッサージをしたり、冷やしたりと様々な方法があり、賛否両論ありますが、それはその膨らみが本当にむくみなのか判断するということがポイントです。

 

水分が溜まり、老廃物が上手く流れないということが原因のむくみであればリンパマッサージは効果があるかもしれません。

しかし、唾液腺由来の腫れであればリンパマッサージは効果がありません。

 

自分の症状がむくみなのか、唾液腺の腫れなのかが不明確なまま対処法を試すことは効率が悪いことです。

 

また、冷やすということは炎症が起きている時の腫れに限定して効果があるでしょう。

老廃物が溜まったむくみの状態で冷やすと余計代謝が悪くなり、むくみは治りません。

 

慢性化した唾液腺を冷やすことで唾液腺が刺激されてしまい、唾液腺のコブが余計膨らんでしまう可能性があります。

 

このように自身の状態が腫れなのか、むくみなのかによって対応を使い分ける必要があります。

むくみをマッサージで押し返しても、栄養状態が改善されていないので即時効果はあっても長続きはしません。

 

過食嘔吐をやめることが最初の一歩になります。

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過食嘔吐の危険性

 

過食嘔吐は自傷行為のひとつです。

そんな大げさな…と思われる方も多いかもしれませんが、嘔吐をすることによる体への負担は将来にも影響します。

 

 

特に女性では、慢性的に過食嘔吐を繰り返していると栄養障害が深刻になり、

月経が来なくなったり、不正出血があったり、子宮が縮むことにより不妊になるなど将来にも多大な影響を与えることが明らかになっています。

 

また、過食嘔吐が進み、深刻なケースでは稼いだお金を食費に費やしてしまうことがあります。

過食嘔吐をするために万引きをしたり、借金をしたりするケースもあり、ただの摂食障害だと思っていると知らぬ間に深刻化することも考えられますので早急に受診しましょう。

【関連記事】
過食嘔吐の治し方はコレ!病院での治療で克服しよう!

 

最近では、匿名で利用できる摂食障害の相談窓口などもありますので、受診を戸惑う方でも気軽に相談できます。

一人で抱え込まずに、まずは相談し、心身を労りましょう。

  当記事は医師、薬剤師などの専門家の監修を受けておりますが本サイトで提供する情報、文章等に関しては、主観的評価や時間経過による変化が含まれています。 そのため閲覧や情報収集は利用者ご自身の責任において行っていただくものとしその完全性、正確性、安全性等についていかなる保証も行いません。

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